東信偏愛女子チームのひなぽんです。
待ち焦がれていた、軽井沢のクラシックホテル「万平ホテル」が、約1年半の大規模改修・改築工事を終え、2024年10月2日にグランドオープンしました!
今年で創業130周年を迎えた万平ホテル。西洋式ホテルの草分けの一つで、軽井沢の景観に調和した伝統ある建造物を今日まで守り伝え、数々の著名人や政界人に愛されつづけてきました。
憧れのホテル。いつか宿泊してみたいと願いつつ、気軽に立ち寄って利用できるカフェテラスとショップへ、リニューアル後初めて足を運びました。
リニューアル後も変わらぬハーフ・ティンバー風の外観が特徴の「アルプス館」が出迎えてくれます。
遡ること江戸時代、万平ホテルの前身である旅籠「亀屋」が開業。
明治維新後、避暑地として軽井沢に外国人観光客が増えていったことから、その客人を受け入れるため、明治27年(1894)に軽井沢初のホテルとして改修し、万平ホテルの歴史がスタートしました。
今回のリニューアルでは、ホテルを構成する「アルプス館」「愛宕館」「碓氷館」「バンケット棟」4棟について、これまでの格式ある雰囲気をそのまま引き継ぎながら、経年劣化部分を改修したり、建て直したりなど、大規模な工事を実施(詳細は万平ホテルホームページをご覧ください)。
アルプス館の中にあるメインダイニングルームの象徴として親しまれてきた大きなステンドグラスや格天井のモチーフも、元の姿に蘇りました。美しすぎます……!
宿泊者以外もランチまたはディナーで、クラシカルな雰囲気の中、地産地消にこだわった伝統のフレンチをコース料理やアラカルトで堪能できます。
客室は各棟でコンセプトが異なり、アルプス館(写真)は伝統工芸・軽井沢彫の家具やペンダント照明などホテル伝統の“和洋折衷”なインテリアを楽しめたり、愛宕館は温泉風呂が備えられていたり、碓氷館はテラス付きの部屋があったりと、それぞれ贅沢な寛ぎ空間となっています。
リニューアル後も雰囲気はそのままに、緑あふれる屋外テラス席は以前より拡張され、愛犬と一緒に過ごせるスペースがあるのも嬉しいポイント。
外光がよく入る明るい店内と、どちらもゆったりと心地よく過ごせます。
こちらのカフェテラスの名物といえば、「伝統のアップルパイ」と「ロイヤルミルクティー」。リニューアル後も健在です。
アップルパイは甘く煮た信州産紅玉リンゴがたっぷりと入り、レーズンが良いアクセント。
甘さと酸味のバランスが絶妙で、サクッと焼かれたパイの香ばしさと相まって口の中が幸せで満たされます!バニラアイスクリーム添えもおすすめ。
約50年前にお客様のリクエストで生まれたというロイヤルミルクティーは、マイルドで上品なミルクの味わいに、アッサムティーの香りが広がり、気分はまるで貴婦人。
お茶だけでもクラシックホテルの雰囲気を体感できる最高のカフェテラス!緑に癒されながら優雅なティータイムに心から満たされました。
紹介した以外のケーキや軽食もあるので、四季折々の自然とともに何度か足を運んでみるのもいいですね。
これまでも多くのオリジナルグッズを取り揃えていましたが、今回のリニューアルを機にパッケージを一新し、メインダイニングのステンドグラスやアルプス館客室の格子模様など、ホテルのモチーフを取り入れたデザインとなりました。
また新商品もいくつか加わり、リピーターも多い大人気の「伝統のフルーツケーキ」に、「りんごとくるみ」のフレーバーが登場。
ほかにもカフェテラス名物のロイヤルミルクティーをイメージしたラスクや、ホテルの看板ロゴをあしらったタンブラーやキーホルダーなど、どれも素敵で欲しくなるものばかり。
11種の手作りクッキーが詰まった「万平ホテルプレミアムクッキー缶」も、各日数量限定で新発売。
ホテルのシンボル“すずらん”や看板ロゴなどを象ったクッキーもあり、見た目もかわいらしく人気のため午前中で売り切れることもあるそうなので、欲しい方は早めに行かれるのが良さそうです。
万平ホテルでのひとときを詰め込んだかのようなすてきなアイテムたち。まだまだほかにも文具や紅茶など魅力的なグッズがたくさんあります!かわいすぎて、私もいくつかパケ買い。家でも思い出に浸っています。
クッキー缶を除き、オンラインショップでも扱っているので、ぜひチェックしてみてください。
非日常でありながらも、思わずただいまと言いたくなるような、ほっとする居心地の良さ。周囲の木々も色づいてくるこれからの季節に、ゆったりとした軽井沢らしい豊かな時間を過ごしてはみてはいかがでしょう。
万平ホテルDATA
上田市を中心に活動する女性クリエイターチーム。それぞれの「好き!」をそれぞれの視点で掘り下げ、東信の暮らしを楽しんでいる。
全員一度県外に出たUターン&県外からの移住者だからこそ感じる東信の魅力を感性のおもむくままに取材し、お出かけ情報・暮らし情報を発信します!
メンバーと得意分野 紹介
アユミ(デザイナー)/登山・アート・音楽・美容
ちーやん(編集者・広報)/動物・自然・スーパー・移住暮らし
ひなぽん(イラストレーター・編集者)/ご当地のグルメ・喫茶店・文化・温泉・居酒屋
サポーターさちぽん/グルメ(特にワイン・蕎麦)・イベント
待ち焦がれていた、軽井沢のクラシックホテル「万平ホテル」が、約1年半の大規模改修・改築工事を終え、2024年10月2日にグランドオープンしました!
今年で創業130周年を迎えた万平ホテル。西洋式ホテルの草分けの一つで、軽井沢の景観に調和した伝統ある建造物を今日まで守り伝え、数々の著名人や政界人に愛されつづけてきました。
憧れのホテル。いつか宿泊してみたいと願いつつ、気軽に立ち寄って利用できるカフェテラスとショップへ、リニューアル後初めて足を運びました。
リニューアルした万平ホテル
グルメや土産店が建ち並ぶ賑やかな銀座通りから少し離れ、軽井沢らしい豊かな森の中にひっそりと佇む万平ホテル。リニューアル後も変わらぬハーフ・ティンバー風の外観が特徴の「アルプス館」が出迎えてくれます。
遡ること江戸時代、万平ホテルの前身である旅籠「亀屋」が開業。
明治維新後、避暑地として軽井沢に外国人観光客が増えていったことから、その客人を受け入れるため、明治27年(1894)に軽井沢初のホテルとして改修し、万平ホテルの歴史がスタートしました。
今回のリニューアルでは、ホテルを構成する「アルプス館」「愛宕館」「碓氷館」「バンケット棟」4棟について、これまでの格式ある雰囲気をそのまま引き継ぎながら、経年劣化部分を改修したり、建て直したりなど、大規模な工事を実施(詳細は万平ホテルホームページをご覧ください)。
アルプス館の中にあるメインダイニングルームの象徴として親しまれてきた大きなステンドグラスや格天井のモチーフも、元の姿に蘇りました。美しすぎます……!
宿泊者以外もランチまたはディナーで、クラシカルな雰囲気の中、地産地消にこだわった伝統のフレンチをコース料理やアラカルトで堪能できます。
客室は各棟でコンセプトが異なり、アルプス館(写真)は伝統工芸・軽井沢彫の家具やペンダント照明などホテル伝統の“和洋折衷”なインテリアを楽しめたり、愛宕館は温泉風呂が備えられていたり、碓氷館はテラス付きの部屋があったりと、それぞれ贅沢な寛ぎ空間となっています。
自然を感じる優雅なカフェテラス
軽井沢散策をする方々や、ジョン・レノンをはじめ多くの著名人にも愛されてきたカフェテラス。リニューアル後も雰囲気はそのままに、緑あふれる屋外テラス席は以前より拡張され、愛犬と一緒に過ごせるスペースがあるのも嬉しいポイント。
外光がよく入る明るい店内と、どちらもゆったりと心地よく過ごせます。
こちらのカフェテラスの名物といえば、「伝統のアップルパイ」と「ロイヤルミルクティー」。リニューアル後も健在です。
アップルパイは甘く煮た信州産紅玉リンゴがたっぷりと入り、レーズンが良いアクセント。
甘さと酸味のバランスが絶妙で、サクッと焼かれたパイの香ばしさと相まって口の中が幸せで満たされます!バニラアイスクリーム添えもおすすめ。
約50年前にお客様のリクエストで生まれたというロイヤルミルクティーは、マイルドで上品なミルクの味わいに、アッサムティーの香りが広がり、気分はまるで貴婦人。
お茶だけでもクラシックホテルの雰囲気を体感できる最高のカフェテラス!緑に癒されながら優雅なティータイムに心から満たされました。
紹介した以外のケーキや軽食もあるので、四季折々の自然とともに何度か足を運んでみるのもいいですね。
軽井沢みやげやギフトにぴったり。ショップのオリジナルグッズ
カフェテラスに併設する形で新たに生まれ変わったショップ。これまでも多くのオリジナルグッズを取り揃えていましたが、今回のリニューアルを機にパッケージを一新し、メインダイニングのステンドグラスやアルプス館客室の格子模様など、ホテルのモチーフを取り入れたデザインとなりました。
また新商品もいくつか加わり、リピーターも多い大人気の「伝統のフルーツケーキ」に、「りんごとくるみ」のフレーバーが登場。
ほかにもカフェテラス名物のロイヤルミルクティーをイメージしたラスクや、ホテルの看板ロゴをあしらったタンブラーやキーホルダーなど、どれも素敵で欲しくなるものばかり。
11種の手作りクッキーが詰まった「万平ホテルプレミアムクッキー缶」も、各日数量限定で新発売。
ホテルのシンボル“すずらん”や看板ロゴなどを象ったクッキーもあり、見た目もかわいらしく人気のため午前中で売り切れることもあるそうなので、欲しい方は早めに行かれるのが良さそうです。
万平ホテルでのひとときを詰め込んだかのようなすてきなアイテムたち。まだまだほかにも文具や紅茶など魅力的なグッズがたくさんあります!かわいすぎて、私もいくつかパケ買い。家でも思い出に浸っています。
クッキー缶を除き、オンラインショップでも扱っているので、ぜひチェックしてみてください。
軽井沢らしい時間を楽しんで
リニューアル後も変わらぬていねいな接客と美しい伝統的な空間に、創業当時より受け継がれる「おもてなしは心なり ホテルは人なり」の“万平ホスピタリティ”を感じられました。非日常でありながらも、思わずただいまと言いたくなるような、ほっとする居心地の良さ。周囲の木々も色づいてくるこれからの季節に、ゆったりとした軽井沢らしい豊かな時間を過ごしてはみてはいかがでしょう。
万平ホテルDATA
住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925 |
電話 | 0267-42-1234 |
カフェ・ショップなど営業時間 | 【カフェ】 9:30〜18:00(LO17:00) 【ショップ】 8:00〜20:00 ※季節により変動する場合があります。 【メインダイニングルーム】 ランチ/11:30〜14:30(LO14:00) ディナー/17:30〜21:00(LO20:30) |
東信偏愛女子とは……
上田市を中心に活動する女性クリエイターチーム。それぞれの「好き!」をそれぞれの視点で掘り下げ、東信の暮らしを楽しんでいる。
全員一度県外に出たUターン&県外からの移住者だからこそ感じる東信の魅力を感性のおもむくままに取材し、お出かけ情報・暮らし情報を発信します!
メンバーと得意分野 紹介
アユミ(デザイナー)/登山・アート・音楽・美容
ちーやん(編集者・広報)/動物・自然・スーパー・移住暮らし
ひなぽん(イラストレーター・編集者)/ご当地のグルメ・喫茶店・文化・温泉・居酒屋
サポーターさちぽん/グルメ(特にワイン・蕎麦)・イベント
この記事を書いたライター
ひなぽん
イラストレーター・編集者|千葉県出身。書店に入り浸る学生生活の後、出版社で旅行雑誌の編集者となる。全国各地を取材した経験から、ローカルに魅力を感じ、2017年に上田市に移住。観光関係の広報の仕事や、イラストレーターとして活動中。手相鑑定士でもある。趣味はレトロな風景を求め旅に出ること。とくに喫茶店や工芸品、温泉などが好き。
イラストレーター・編集者|千葉県出身。書店に入り浸る学生生活の後、出版社で旅行雑誌の編集者となる。全国各地を取材した経験から、ローカルに魅力を感じ、2017年に上田市に移住。観光関係の広報の仕事や、イラストレーターとして活動中。手相鑑定士でもある。趣味はレトロな風景を求め旅に出ること。とくに喫茶店や工芸品、温泉などが好き。
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