冬に食べる菓子といえば、チョコレート。
バレンタインやホワイトデーといった、チョコレートがメインのイベントに向けて、さまざまなチョコレート商品が並ぶ幸せな季節。

そんなチョコレートを目で見て、食べて楽しめる、軽井沢の「Bon Okawa 軽井沢チョコレートファクトリー 本店」
1
商品の製造工程を見学しながら買い物ができるという、チョコ好きにはたまらない場所。絶品チョコを求めて、ひなぽんが行って参りました!


軽井沢チョコレートボール製造工程を見学

_MG_1010_2
2012年4月にオープンした軽井沢チョコレートファクトリー。
当時、軽井沢にチョコというイメージが無く、「軽井沢のチョコレートを作りたい!」という想いからスタートしました。

広々として清潔感のある店内に入ると、ガラス越しに看板商品「軽井沢チョコレートボール」を製造している光景が広がります。
3
軽井沢チョコレートボールとは、マカダミアナッツに、ベルギー産最高級チョコレートをコーティングした、一口サイズで食べやすく、見た目もかわいらしいチョコ菓子。

回転マシーンに約3〜5kgほどのマカダミアナッツを投入し、割れや歪な形のものがないか、すべて手で触って確認していきます。
4
その後、チョコレートを何回にも分けて少しずつかけていき、満遍なく行き渡るよう、ナッツ同士がくっつかないよう、一粒一粒、手で全体に馴染ませていきます。

チョコの状態を見て、ノズルから出る空気の温度を調整したりしながら、ひたすら混ぜつづけ、1個あたり7gになるまで約2時間かけて作っていきます。根気のいる作業です。
5
完成したら包装・箱詰め。機械で包装されて出てきたものが、ちゃんと包まれているか、一つずつグラムが合っているかも手作業でチェック。
重さや大きさが違うものは弾かれて、いいものだけをお客様へ届けます。

こうして目の前で見学した出来立てのチョコレート菓子を、その場で購入できる贅沢。しかも丁寧に愛情を込めて作っていることが伝わってきて、より商品への期待が高まります。

早く食べたい気持ちを抑えつつ、続いて商品ラインナップを見ていきましょう!


豊富なオリジナルチョコレート商品

6
先ほど紹介した定番の「軽井沢チョコレートボール」は、いちごやキャラメルなど、全12種類のフレーバーがあり、6種類ずつ箱詰めされたセットのほか、味ごとに箱詰めされたものもあります。

見た目もカラフルな上に、甘すぎず軽くパクパクと食べられるので、プレゼントにも、自宅のおやつにもぴったり。

じつはラスクも主力商品で、キャラメルアーモンドやシュガーバターなどの定番4種類に加え、新商品のクロワッサンラスク、一口サイズのラスクもあります。
7
さらに季節限定のラスクにも注目。冬の現在は、

リッチアーモンドチョコレートラスク(定番のキャラメルアーモンドラスクの上下にチョコがかかったもの/1〜3月頃限定)
オレンジピールショコラスク(アールグレイラスクにチョコがかかったもの。オレンジの爽やかな香りとアールグレイがマッチ/10月〜4月頃限定)

など、ほかにも複数の限定商品が並びます。季節ごとにさまざまな商品が出るので、これは何度でも通いたくなります!

そして旧軽井沢にチャーチストリート店もある軽井沢チョコレートファクトリーでは、なんと“本店限定”の商品もあるのです…!
8
割れなどのため軽井沢チョコレートボールで省かれたナッツを、砕いたチョコと一緒にサクサクのサブレ生地で焼き上げた「軽井沢サブレマカダミア」

オンラインでも販売しておらず、ここでしか買えないため、わざわざ大阪や福岡など、遠方から買いに来られるお客様もいるそう。「軽やかでザクザクした食感が飽きず、おすすめです」と店長も一押し!

本店限定商品にはほかにも「軽井沢ホットチョコレート」「軽井沢いちごチョコレート」も。
9
そのほか「トリュフショコラ」、オレンジやりんごのドライフルーツにミルクチョコをコーティングした「軽井沢ポムダムール」「軽井沢オランジェット」なども人気があるそう。どれも美味しそうすぎます!

あれもこれも全部食べたい・・・これはどれを買えばいいのか悩むぞ・・・!と、ここに来る誰もがそんな悩みに直面するはず。
10
ご安心ください。試食コーナーも充実しており、その時々のおすすめを4種類と、チョコレートボールも日によりますがほぼ全種試食できるそう。

言わずもがなひなぽんもありがたく試食しました。どれも甘すぎず、間違いないおいしさで、ますます困ってしまったのでした(幸せな悩み)。


チョコレートがけ絶品ソフトクリーム

店内にはカフェスペースがあり、信州産の牛乳を使ったソフトクリームも味わえます。
さっぱりしたソフトクリームにチョコレートソースがかかっており、さらにラスクがトッピングされています。
11
カップとコーンがあり、コーンはノーマルとココア味の2種。ノーマルコーンにはシュガーバターラスク、ココアのコーンにはキャラメルアーモンドラスクがつきます。
※ココアコーンは本店のみの取り扱い

爽やかなソフトクリームに、甘さ控えめのとろっとしたチョコレートがベストマッチ。ラスクをつけながら食べるとさらに美味!
このソフトクリームだけを食べに来る常連さんもいるそうです。

無料のコーヒーサービスもあるので、ゆっくりと商品を選んだり、製造工程を見学したり、ソフトクリームを食べて休憩したりと、たっぷりと満喫できました。
12
これからのバレンタインやホワイトデーに向けて贈り物としても、はたまた自分へのご褒美にも、ちょっとした手土産にも、どんなシーンにも利用しやすい軽井沢チョコレートファクトリー。
皆さんも自分のお気に入りを見つけにぜひ行ってみてください♪


Bon Okawa 軽井沢チョコレートファクトリー(本店) DATA
住所長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1323-80
電話0120-392-368
営業時間10:00~18:00(季節によって変動)
定休日無休(季節により変更する場合あり)
HPhttps://bon-okawa.co.jp/

東信偏愛女子とは……


上田市を中心に活動する女性クリエイターチーム。それぞれの「好き!」をそれぞれの視点で掘り下げ、東信の暮らしを楽しんでいる。
全員一度県外に出たUターン&県外からの移住者だからこそ感じる東信の魅力を感性のおもむくままに取材し、お出かけ情報・暮らし情報を発信します!

メンバーと得意分野 紹介
アユミ(デザイナー)/登山・アート・音楽・美容
ちーやん(編集者・広報)/動物・自然・スーパー・移住暮らし
ひなぽん(イラストレーター・編集者)/ご当地のグルメ・喫茶店・文化・温泉・居酒屋
サポーターさちぽん/グルメ(特にワイン・蕎麦)・イベント

この記事を書いたライター

ひなぽん
ひなぽん
イラストレーター・編集者|千葉県出身。書店に入り浸る学生生活の後、出版社で旅行雑誌の編集者となる。全国各地を取材した経験から、ローカルに魅力を感じ、2017年に上田市に移住。観光関係の広報の仕事や、イラストレーターとして活動中。手相鑑定士でもある。趣味はレトロな風景を求め旅に出ること。とくに喫茶店や工芸品、温泉などが好き。