軽井沢ニューアートミュージアムにて建築家の隈研吾(くまけんご)氏の展覧会「ランドスケープアーキテクチャー 丘・山・森・洞窟」が2025年8月31日まで開催中。

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隈研吾氏といえば世界的な建築家のひとりで、2020年の東京五輪に合わせて設計された国立競技場や高輪ゲートウェイ駅などが記憶に新しく、大阪・関西万博のパビリオン設計などでも注目を集めています。

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隈氏が手がける建築は自然と寄り添い、木材や石といった自然素材を多く取り入れているのが特徴。また、素材だけでなく周囲の景観に溶け込むように配慮されたデザインが多く、今回の展覧会では建築の自然との溶け込み方や、実物ではなかなか確認できない建築の全体像を貴重な建築模型や写真資料で鑑賞することができます。

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建築模型は、隈研吾建築都市設計事務所の専門の模型師が制作しているとのこと。この建築模型自体とても緻密で、作品としても見応えがあります。

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展覧会ではこの他、コロナ禍に制作されたという隈研吾建築の世界観を体験できるバーチャルギャラリー〈Multiplication〉や、公開を予定しているドキュメンタリー映画『粒子のダンス』の貴重な映像作品なども鑑賞することができます。




軽井沢ニューアートミュージアム

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軽井沢ニューアートミュージアムは、2012年に軽井沢駅北口の大通りに開館。ミュージアムの庭には隈氏とフランスの芸術家ジャン=ミシェル・オトニエル氏がコラボした白樺の美しい庭園空間も。ガラス張りのチャペルは隈氏の設計のもので、1日3回の見学時間が設けられており(11:00/13:00/15:00 各時間から30分)、展覧会のチケット提示で見学可能です。


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ミュージアムではギャラリーの常設展や展覧会を楽しめるだけでなく、ミュージアムショップでアートを中心としたさまざまなジャンルの本や雑貨を購入することができます。

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ミュージアムオリジナルグッズも充実しており、最近発売されたというミュージアム限定のお菓子は、庭園のオトニエル氏のオブジェをモチーフにしたパッケージの中にミュージアム横の老舗ホテル「ホテル軽井沢エレガンス」の本格焼き菓子が入ったこだわりの一品。今回の展覧会限定クッキーも販売しており、お土産にもおすすめです。


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軽井沢で隈研吾建築に出合う

世界中の隈研吾建築を実際に訪ねるように、回遊しながらさまざまな角度から鑑賞することができる今回の展覧会。世界各地に存在する隈研吾建築の多様性と美しさをぜひ体験してみてください。


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住所

〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1151-5

電話番号

0267-46-8691

営業時間10:00〜17:00(7〜9月は18:00まで)
休館日月曜 ※月曜が祝日の場合は翌平日(8月は無休)
公式HPhttps://knam.jp/





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この記事を書いたライター


アユミ
アユミ
デザイナー|長野県出身。魚座。猫好き。コスメオタク。大学卒業後、フリースタイルなデザイン会社で修行しながら、個人的には音楽フェスの制作などに携わり、仕事もプライベートも自由に育つ。趣味は登山(好きな山域は八ヶ岳)。ハタチの頃から姉の影響でハマっている美容もやめられず、日焼けが怖い日々。