東信偏愛女子のアユミです。


東御市の湯の丸高原と高峰高原の間に位置する池の平(いけのたいら)湿原へさくっとお散歩に行ってきました。

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池の平湿原は、東御市内から車でおよそ30分〜1時間。湿原の散策は、休憩をゆっくりとったとしても2時間弱くらいの体感。湿原は木道が整備されていてアップダウンも少ないので、標高が2,000mありながらもお散歩気分で散策を楽しむことができます。
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仕事の合間にこうしてさくっとお山に行けるのは、かなりリフレッシュになり最高です。(これもお仕事なのですが!笑)



里山と高山の動植物が共存する池の平湿原


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池の平湿原は、数万年前に形成された三方ヶ峰(さんぽうがみね)火山の火口原に広がる高層湿原。温暖な里山から一気に標高2,000mの山頂へと気流が駆けのぼる地形で、内陸性気候ということもあいまって昼夜の気温差・年間の気温差が激しく、特色のある気候条件のもとにあるそう。
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そのため、里山に生息する動植物もいれば、本来なら3,000m級の山岳地帯に生息する動植物もが混在し共存しているらしい……!池の平湿原は、多様な自然がおりなす動植物の宝庫なのです。



秋のフラワートレッキング

湿原といえば、草花。湿原のベストシーズンは、コマクサやレンゲツツジなどがみられれる6月〜8月のイメージ。でも、秋の湿原にも楽しめる草花があります。
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この日はエゾリンドウを発見。小さな花だけど、広い湿原の中で鮮やかなブルーが目を惹きます。かわいい♪
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お次は、ツリガネニンジンかな?8月に見頃の花ですが、この日(9月上旬)も見つけることができてラッキー!里山では若葉をてんぷらにして食べることもあるそう。


湯の丸高原の花暦




ひとり物思いにふける笑


IMG_4514池の平湿原には、所々にベンチが設置された休憩スペースがあります。この日はコンビニで買ってきたインスタントコーヒーを淹れて一息。
IMG_4515山で飲むインスタントコーヒー、なんて美味しいんだろう。広大な湿原を眺めながらコーヒーを飲んで深呼吸するだけで、一気に心身が整います。こんな贅沢なひととき、あの子にもぜひ味わってほしい!……そんなことを、山に来るたびに考えます。
IMG_4516さくっと楽しめる池の平湿原、みなさんもぜひ秋のドライブで訪れてみてください♪
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〈おまけ〉
帰りは湯の丸高原 地蔵峠駐車場の脇にあるおみやげ屋さんに寄り、ソフトクリームでしめました。
IMG_4527メニューの数が、ソフトクリームにしては尋常じゃないくらい多く(たぶん60種くらい。コーンの種類もいくつかある……?)、注文方法は「巨峰と牛乳!」のような味の指定ではなく、番号で頼むようにと受付のおじちゃんに言われます。

(この日私は注文ミスをし、想定していなかったワッフルコーンになってしまいましたがとても美味しかったです笑)

ぜひこちらのソフトクリームにもチャレンジしてみてください♪

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所在地

〒389-0501 長野県東御市湯の丸高原 MAP

アクセス

東部湯の丸ICから車で30分/小諸ICから車で35分

駐車場あり(普通車100台 大型車30台)/有料:1日600円
標高2,000m〜2,100m
HP信州とうみ観光協会信州湯の丸高原



東信偏愛女子とは……


上田市を中心に活動する女性クリエイターチーム。それぞれの「好き!」をそれぞれの視点で掘り下げ、東信の暮らしを楽しんでいる。
全員一度県外に出たUターン&県外からの移住者だからこそ感じる東信の魅力を感性のおもむくままに取材し、お出かけ情報・暮らし情報を発信します!

メンバーと得意分野 紹介
アユミ(デザイナー)/登山・アート・音楽・美容
ちーやん(編集者・広報)/動物・自然・スーパー・移住暮らし
ひなぽん(イラストレーター・編集者)/ご当地のグルメ・喫茶店・文化・温泉・居酒屋
サポーターさちぽん/グルメ(特にワイン・蕎麦)・イベント


この記事を書いたライター


アユミ
アユミ
デザイナー|長野県出身。魚座。猫好き。コスメオタク。大学卒業後、フリースタイルなデザイン会社で修行しながら、個人的には音楽フェスの制作などに携わり、仕事もプライベートも自由に育つ。趣味は登山(好きな山域は八ヶ岳)。ハタチの頃から姉の影響でハマっている美容もやめられず、日焼けが怖い日々。