東信偏愛女子のアユミです!今日は私の大好きな場所、白駒池(しらこまいけ)へ行ってきました。


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白駒池(しらこまいけ)

白駒池は、針葉樹の原生林(*)の中に草原や池が点在する北八ヶ岳エリアに位置し、標高2100m以上の高地の池としては日本最大規模の天然湖。

*…災害などによる森林破壊がなく、ほとんど人の手が入っていない森林のこと


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 白駒池は透明度がとても高く、道中にはひっそりと「この池は飲料水です。水場は山荘にあります。」との看板も!

※飲んでみたい方は山荘の方に確認してみてください。




幻想的なコケの森

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白駒池周辺の森は、2008年に日本苔類学会により、国内で7番目の「日本の貴重なコケの森」として認定されたとても貴重な自然林養林。

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森の入り口から一歩中へ入ると、デジタル社会に生きる現代人にとってはこの世のものとは思えない(笑)幻想的なコケの世界が広がっています。


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聞こえるのは、自分の呼吸と鳥のさえずりだけ……。樹齢数百年(!)の針葉樹の足元をフカフカの絨毯のようなコケが覆いつくしている景色に、心も体も癒されます。




お散歩感覚で気軽に楽しめる

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森の入り口から白駒池まではおよそ15分、さらに白駒池を一周するとおよそ40分。木道が整備されており、アップダウンも少ないので登山初心者の方でも気軽にサクっとトレッキングを楽しむことができますよ◎




白駒池を眺めながらカフェ&ランチ

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池のほとりにある白駒荘では、日替わりランチやカフェメニューを提供しているとのこと。自家製お野菜とオリジナルスパイス入り「白駒荘オリジナルカレー」や、もちもちのナンに長野名産の野沢菜とチーズを乗せた「野沢菜ナンピザ」など、山奥とは思えないとてもぜいたくなメニューが揃っています♪




コケと出会えるイベントやツアーも

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地元の有志の方たちによる「北八ヶ岳苔の会」もあり、森の保全活動やコケの研究者を招いたコケ観察会も開催し、コケの魅力を発信しています。


コケの森を楽しめるベストシーズンの6月から10月には、親子対象の探検ツアーやコケの生体の基礎知識を知れる観察会、コケの森をゆっくりじっくり楽しめる1泊2日の体験ツアーなど、様々なイベントやツアーが開催されています。どれも気になるものばかりです!

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東京からは最短で2時間半で行くことができ、日帰りでも十分に楽しめるコケの森と白駒池。日常から離れ、幻想的な北八ヶ岳にぜひお出かけください♪




駐車場

あり/200台(大型バス駐車可)(有料)

所在地

長野県南佐久郡佐久穂町・小海町

アクセス公式サイトをご覧ください https://yachiho-kogen.jp/
問い合わせ青苔荘(090-1423-2725)/麦草ヒュッテ (090-7426-0036)/白駒荘(090-1549-0605)

※散策する際は木道から外へ出ないようにご注意ください。

※ペットを連れての散策はご遠慮ください。




東信偏愛女子とは……


上田市を中心に活動する女性クリエイターチーム。それぞれの「好き!」をそれぞれの視点で掘り下げ、東信の暮らしを楽しんでいる。
全員一度県外に出たUターン&県外からの移住者だからこそ感じる東信の魅力を感性のおもむくままに取材し、お出かけ情報・暮らし情報を発信します!

メンバーと得意分野 紹介
アユミ(デザイナー)/登山・アート・音楽・美容
ちーやん(編集者・広報)/動物・自然・スーパー・移住暮らし
ひなぽん(イラストレーター・編集者)/ご当地のグルメ・喫茶店・文化・温泉・居酒屋
サポーターさちぽん/グルメ(特にワイン・蕎麦)・イベント


この記事を書いたライター


アユミ
アユミ
デザイナー|長野県出身。魚座。猫好き。コスメオタク。大学卒業後、フリースタイルなデザイン会社で修行しながら、個人的には音楽フェスの制作などに携わり、仕事もプライベートも自由に育つ。趣味は登山(好きな山域は八ヶ岳)。ハタチの頃から姉の影響でハマっている美容もやめられず、日焼けが怖い日々。