こんにちは！

東信偏愛女子のちーやんです。

突然ですが、ワインはお好きですか？

東信エリアは地元産の新鮮な野菜やフルーツが楽しめることは言うまでもありませんが、最近ではワイン用ぶどうの栽培もさかんなんです🍇

「信州ワインバレー構想」として長野県産ワイン「NAGANO WINE」のブランド化やさらなる発展を目指しさまざまな取り組みを進めている長野県。

東信エリアも「千曲川ワインバレー」として位置づけられ、個性豊かなワインが誕生しています✨
降水量が少なく日照時間が長いうえに水はけのよい地質が、ワイン用ぶどうの栽培にとっても適しているんだそう！

まったくの素人だけど…なんだかワインって敷居が高いイメージだけど…せっかく個性豊かなワインが作られている地域に住んでいるんだから、地元産のワインをもっと楽しみたい！

…ということで、ワインに精通した東信偏愛女子サポーターのさちぽんとともに、ワインテリアBe-Oneさんにお邪魔してきました。

ワインテリアBe-One

ワインテリアBe-Oneはさまざまな長野県産ワインを取り揃え、好きな銘柄のワインを少量から楽しむことができるワインバー🍷

しっかり温度管理されたワインサーバー「エノラウンド」には16種類ほどの長野県産ワインが並びます。

チャージしたワインカードを挿入し、20mL／50mL／90mLから好みの量を選んで購入可能。銘柄や量によって異なる価格は、サーバー上部の表示をチェック。

ワインカードは￥200で購入し、￥1,000からチャージ可能。貸し出し用カードもあるので、旅行者の方など頻繁に来店できない人も気軽に利用できます！

こちらは購入用のワインカード。STARBUCKSのタンブラーや東京スカイツリーのグラフィックデザインも手掛ける押金美和さんのデザイン✨

お店で楽しめるワインは、ワインサーバーに並んだ以外にも。ラインナップはその日によって違うので、来店するたびにどんな銘柄があるか楽しめそうです。

今回は、食事に合い、暑くなるこれからの季節におすすめのスパークリング系で趣きの違う3種類をチョイスしてもらいました！

椀子のあわ【上田市】

まずは2019年に上田市丸子地区にオープンした椀子ワイナリーの「椀子のあわ」。

こちらはさちぽんおすすめの1本。
どんなお料理にも合わせやすく、県外の方への手土産としてもよく購入されているそう。

たしかに、きめ細かい泡とすっきりとした味わいがお料理に合う！気がする！（笑）

グラスに注いだ後、グラスの底から立ち上る泡が美しい✨
店内の照明も相まって優雅な気持ちになれちゃいます。

ペティアン ロゼ 2023【東御市】

東御市のワイナリー ドメーヌナカジマの「ペティアン ロゼ 2023」。
こちらはワイン用ぶどうではなく生食用の巨峰から作られたロゼのスパークリングワイン！

当日いろいろお話をうかがったBe-Oneスタッフの けいたん によると、ワイン用ぶどうに比べて巨峰は糖度が低いため、陰干しして水分を抜いてから醸造しているそう。

…え？ 巨峰の糖度が低い？

生食用の巨峰は水分量が多いので、実はワイン用ぶどうに比べて糖度が低いんだそう。ちなみにそれぞれのぶどうの糖度は、巨峰が18～20度、ワイン用ぶどうは20～25度。

ワイン用ぶどうは小粒で酸味が強いイメージだったので、生食で美味しく食べられる甘みたっぷりの巨峰の方が糖度が低いとはとっても意外！

ワインは果実の糖が分解されアルコールになるため、まずは巨峰を陰干しして、アルコール発酵に必要な糖度にまで高めて醸造しているとのこと。

実際に飲んでみると…巨峰の甘さは全くなく、思った以上に…というか思ってもみない辛口！

ワイン初心者のちーやんはこんな感想ですが、ワイン上級者のさちぽんによると「やわらかいイメージで、女子会のスタートにおすすめ」とのこと。

ワイナリーを営むご夫婦のお子様をモチーフに描かれているエチケット（ラベル）もかわいいんです。お子様の成長に合わせてイラストのベビーも大きくなってる！

左が2022年、右が2023年のもの。

The Ringo Star【上田市】

3種類めは上田市のワイナリー Veraison-note（ヴェレゾンノート）の「The Ringo Star」。
こちらはりんごを使用したシードル。ユニークなネーミングとおしゃれなエチケットが目を引きます✨

上田市産の秋映・シナノゴールド・シナノスイートに洋ナシを加えて醸造されているそうで、先に味わった2種類とまた全然違ったフルーティーさと味わい！

アッサンブラージュ【東御市】

ここまですっきりとしたスパークリング系をいただいたので、最後にスパークリングではないものを１種類いただきました。

5月に行われた東御ワインフェスタで販売された限定ワイン。

東御市のさまざまなヴィンヤード（農園）のさまざまな品種のぶどうをアッサンブラージュ（混ぜ合わせる）して作られた1本だそう。

白ぶどうと黒ぶどうを混ぜて作られたロゼですが、渋み控えめでとっても飲みやすい！
これまでにいただいたスパークリング系のものよりは深さや重厚さがある…気がする！（笑）

東御市在住のアーティストSarry Risa Funadaさんによるエチケットも印象的です。

今回のマリアージュ

マリアージュ。

それはワインとお料理の相性のこと。

ワインはお料理との組み合わせによって味わいが変わり、お互いの良さを引き立て合うことができるんだそう。それをフランス語で「結婚」を意味するマリアージュと表現するなんて、なんてロマンチック💜

今回は、さちぽんがおすすめするパテ ド カンパーニュをチョイス。

パテ ド カンパーニュはフランスの伝統的な家庭料理で、レバーや豚肉のミンチを型につめ焼き上げたものだそう。

レバーの生臭みは全くなく、逆にレバー独特の風味を引き立てるほんのりとしたスパイス感やさくさくとした食感の脂が美味しい💜

お料理の後のワインがさらに美味しく感じられ、ワインの後にはまたお料理に戻りたくなる。
もうこのマリアージュはエンドレスにリピートできそう！

ワインの魅力

今回、ワインが大好きなさちぽんと、Be-oneスタッフのけいたんにいろいろなお話をうかがいました。

こちらが、いろいろ教えてくださったBe-Oneスタッフのけいたん。豊富な知識と明るいキャラクターでいつまでもお話ししていたくなってしまいました。

知らないことばかりのワインの世界🍷

同じワイナリーの同じ銘柄でも、その年の天候によるぶどうの出来や、毎年ぶどうの木の成長に合わせて味わいが変化することを知り、ワインは農産物加工品だということを実感。

さらに、醸造から開栓して飲むまでにも味わいは変化するそうで…ワインって生き物だったんだ！

ぶどうの状態や天候、醸造、飲むタイミングや飲み方、合わせるお料理…さまざまな要素で味わいが変化するワイン。いわば今回楽しんだ味わいは、二度とない今この瞬間だけの巡り合わせなんだって思うと、なんだかすごくドラマチック💜

ワインにはまる人の気持ちが少しわかった気がしたちーやんでした。

市販ではなかなか手に入らない銘柄も、少量から楽しめるワインテリアBe-One。ワイン好きな方も、ワイン初心者の方も、ぜひBe-Oneで長野県産ワインを気軽に楽しんでみては？

東信偏愛女子とは……

上田市を中心に活動する女性クリエイターチーム。それぞれの「好き！」をそれぞれの視点で掘り下げ、東信の暮らしを楽しんでいる。
全員一度県外に出たUターン＆県外からの移住者だからこそ感じる東信の魅力を感性のおもむくままに取材し、お出かけ情報・暮らし情報を発信します！

メンバーと得意分野 紹介
アユミ（デザイナー）／登山・アート・音楽・美容
ちーやん（編集者・広報）／動物・自然・スーパー・移住暮らし
ひなぽん（イラストレーター・編集者）／ご当地のグルメ・喫茶店・文化・温泉・居酒屋
サポーターさちぽん／グルメ（特にワイン・蕎麦）・イベント

この記事を書いたライター

ちーやん
編集者・広報｜埼玉県出身。大学在学中より書籍・雑誌編集に携わり、気づけば編集歴20年超。2019年上田市に移住し、企業での広報・デザイン会社勤務を経て、現在はフリーランスで活動中。猫をはじめとした生き物全般とツルヤを愛する二児の母。モットーは禅の「柔軟心」強く・優しく・朗らかに暮らしたい。

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